納豆が苦手な私がなんとか食べられるようになった食べ方

私は子供の頃から納豆が苦手でした。

もともとクセの強い食べ物ですから、同じように私もニガ手、という方も多いでしょう。

足の裏みたいな匂いが嫌。

鼻水みたいな食感が嫌。

とにかく見た目が嫌。

理由は色々あるでしょう。私の場合は匂いがダメでした。

子供の頃から苦手で、そのまま大人になってもダメだったわけですが、ある時ふと、スーパーで売られている納豆を見て思ったんですね。3パック50円程度で買えて、しかも健康にも良いとされる発酵食品って、他にないんじゃないか、と。

安さは正義です。毎日食べる食事ともなれば、それを安く抑える事はもう絶対正義といっても過言ではありません。

そう思ったその日から、私は早速納豆を食べられるようになるべく、一人孤独なミッションを開始したのです。

とりあえずネットで検索し、色々な情報を入手して、これなら自分でもいけるかな? という方法にいくつか当たりをつけてみました。

・匂いがダメなら、匂わない納豆ならいけるのではないか?

・ひき割り納豆ならいいんじゃないか?

・藁苞(わらづと)に入っているような高級品ならいけるのではないか?

・納豆にかけるトッピングを工夫したらどうか?

まず最初の方法「匂わない納豆」ですが、そのままズバリ「におわ納豆」という商品が売ってます。それを買ってきて食してみたのですが……ダメでした。

何がにおわ納豆だよ! 十分匂うわ! 100%納豆以外の何物でもないわ! どうせだったらステキな花の香とかになってみろこの野郎! 匂う! 匂うんじゃーーーー!(ノ`Д´)ノ彡┻━┻

個人的に、この程度で匂わない、とは片腹痛い、というレベルでした。納豆嫌いの人を舐めてます。十分匂うけど一応匂わないという名前を付けてみました、テヘ★ くらいのネーミングがお似合いだと思います。

という事でこの作戦は大却下です。値段も高いし。2重にイケマセン。

次にひき割りですが……これはもっとダメでした。

言うまでもない事ですが、ひき割り納豆とは、普通の納豆を細かく砕いたシロモノです。

砕かなくても十分匂うモノが、細かく砕かれたらどうなるか……?

答えは簡単ですね。もっと匂うようになります。凶悪に匂います。聖水振りまきながら「退けサタンめ!」と言いたくなるレベルです。

買う前に気付かなかった私の胸ぐら掴んで「お前は今とんでもない間違いを犯そうとしているんだぞ!」と説教したいです。殴ってでも全力で止めてやりたいです。こんな食べ物を考えた挙句に世に解き放った人間が実在するなんて、この世は本当に狂気と恐怖に満ちていると戦慄せざるを得ません。つるかめつるかめ。

ちなみににおわ納豆もひき割り納豆も、買った分はきちんと全部食べました。嫌いだからといって食べられるものを捨てるのは、私の貧乏根性が許しません。貧乏根性なめんな。

そして次の「藁苞に入っているような高級品」ですが、これはもう最初から試しませんでした。そもそも値段が高いし、おそらく匂いも普通により納豆らしく、より強いだろう事が容易に予想できるから、です。におわ納豆やひき割り納豆の悲劇で十分過ぎるほど懲りていた、という理由も大きいです。分かっていて地雷を踏みに行くほどドMじゃありません。

そうなると、もう最後の方法「トッピングを工夫する」という手段しかないわけです。

簡単に書いてますが、そう確信するまでに、実際は半年くらいかかってます。

買ったことを後悔しつつにおわ納豆を食べて、もう納豆なんて見たくないと思ってしばらく納豆の事を忘れ。なんとか傷が癒えた頃にひき割り納豆の洗礼を受けて地獄に落とされ、この世界は間違っている、納豆のない世界を作らねば、とか反納豆主義に目覚めかけて……色々ありました。(遠い目

さて、一口にトッピングを試すと言っても、色々あります。私が真っ先に選んだのはコレでした。

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カレー粉です。

画像はハチ食品という所が出している80g入のもので、私は業務スーパーでいつも買ってます。値段は80円ちょい。別にこれじゃなくてもいいです。メジャーな所では、S&Bの赤い缶に入ったやつなんかでも良いでしょう。小さい缶のやつなら、100円ショップでも見かけます。

何故カレー粉を入れようと思ったか、というと……昔読んだ元グリーンベレーの人が書いたサバイバル教本の中に、よくわからない雑草でも、匂いのキツイ獣の肉でも、カレー粉をかけて焼けばたいがい食える、とあったのを覚えていたからです。私にとっては納豆も臭い獣の肉もたいして変わりません。

そして実際納豆にカレー粉をたっぷり入れただけで、ああ、美味くはないけどなんとか食べられる、という状態にまでなりました。実にあっさりと。美味くはないですけど。さすが元グリーンベレーと思いましたね。美味くはないですけど。本当に美味くはないですけど。

そこからさらに工夫を進め、今ではこうなりました。

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加えているのは、

カレー粉

きなこ

マヨネーズ

もちろん、納豆に添付のタレとカラシも入れてます。納豆そのものは小粒納豆です。大粒のものより納豆感が低いので小粒にしてます。入れている量はそれぞれ各小さじ1くらいでしょうか。きちんと量ったことはないので目分量です。

マヨネーズはカレー粉の味を柔らかくというか、まろやかにします。きなこは納豆の匂いをさらに弱めてくれます。納豆もきなこも元は同じ大豆ですし、恐れることはありません。さらにこのきなこを加えることにより、全体の水分がなくなって粘り気が増し、塊感が出てきます。

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↑混ぜるとこんな感じです。

前はこれにケチャップも加えてましたが、ちょっと味がくどくなるので、今は入れてません。

こうすると、子供の頃から納豆嫌いの私でも、なんとか食べられます。

ただし!

今でも納豆は美味しいものだと思っていません。この方法だと匂いを気にせず食べられるようになったというだけです。3パック50円程度で買える安さと、健康にも良いと言われているので、まあおかずの一品としてたまに食べてやってもいいよ。(上から目線)といった感じですね。

この食べ方をし始めてからだいぶ食べているので、もう普通にタレとカラシだけでも食べられるかな、と思って試したら、やっぱり匂いがダメでまったく食欲湧きませんでした。相変わらず納豆自体は好きではありません。

子供の頃からダメなものが、そう簡単に変わるものじゃないって事ですね。(;´∀`)

おそらく一生、納豆を好きになることはないと思います。

そんな私でも、なんとか食べられるようになるこの食べ方!

どーでーすかー!

……もちろん、決してオススメはできません。(;^ω^)

普通に納豆が食べられる友人にも、これを食べさせたことがありますが、その時のコメントは「コレは俺の知っている納豆じゃない」でした。

ふっふっふ、その通りだ我が友よ。私はその「お前が知っている納豆」が食べられないからこそ、手を加えて「違うナニカ」にしてしまう他なかったのだよ!

繰り返しますが、決してオススメはできませんし、しません。

でも、食べられるようにはなりました。

ここまで書いておいて言うのもなんですが、いい年をした大人になってもまともに食べられない程ニガ手な食べ物なんて、無理してまで食べる必要ないと思いますよ。うん。

コメント

  1. より:

    カレー味の納豆は試したことがありませんでした~。
    さすが、カレー、納豆にも勝つ風味なのですね(笑)

    私のスキな納豆の食べ方は、オリーブオイルや
    アルガンオイルを入れて食べる食べ方かなぁ。。
    納豆とスパゲティの組み合わせや、納豆の玉子焼きなんかもスキ。
    タレは使わないので、なくていいかも。
    納豆とキムチは、納豆の嫌いな人でも食べれるかなぁと思うけど・・
    どうかなぁ~(わかんないけど)

  2. キムチなんかもいいかもしれないですね。キムチ納豆とか、居酒屋にもあるメニューですし。もちろん食べたことないですけど(;´∀`)

    あと、これも試してはいませんが、コショウをたっぷりかけるという案もありました。
    中世の大航海時代、インド方面で取れるコショウが同量の金と同じ価値で取引されていたのですが、これは冷蔵設備などなかった当時、半分腐ったような肉でもコショウをたっぷりかけて焼いて食べれば美味しく頂けた、という理由も少なからずあったそうで。

    高校の時、世界史の先生がそんな話をしてくれたのを覚えています。
    どこでどんな話が役に立つかわからないものですね。
    いや、これを試す気は本当にないんですけどね。(;^ω^)